奥多摩の三頭山ですが、東京都が管理し自然に親しめるような施設がある檜原都民の森から登山することができます。登山道もしっかりと整備されており初心者でも気軽に登ることができます。
檜原都民の森(三頭山)へのアクセス
三頭山は東京都の奥多摩にあり、山梨県との県境に位置します。三頭山の登山口は檜原都民の森にあります。
アクセスですが、車で行く場合ICを降りてからも山道を登っていくため約1時間ぐらい時間がかかります。都民の森には無料の100台止めれる大きな駐車場があります。
- 上野原IC(中央自動車道)から30km(45分)
- 日の出IC(圏央道)から37km(60分)
- あきる野IC(圏央道)から37km(60分)
奥多摩湖から奥多摩周遊道路を通っていく場合は、バイクでツーリングする人達が物凄いスピードで走っているので注意して運転して下さい。
都民の森の施設
都民の森には以下の5つの施設があります。普段体験できない炭焼きや木工を体験することもできるようなので三頭山に来たら立ち寄ってみて下さい。
- 森林館
- 木材工芸センター
- 里山休憩小屋
- 炭焼き小屋
- 野鳥観察小屋
- レストラン
登山コース
都民の森では、登山する時間や距離の異なる6つの登山コースがあります。最大5時間かかるコースもあるので自分にあったコースを選んで登山を楽しんでください。
- 三頭大滝コース【散策向き:1時間】
- 冒険の森コース ※現在通行止め
- 生活の森外周コース 【ハイカー向き:2~3時間】
- 三頭沢と野鳥のコース 【ハイカー向き:2~3時間】
- ブナの路コース【ハイカー向き:3~4時間】
- 三頭山周遊コース【健脚向き:4~5時間】
登山(ブナの路コース)
登山スタートです。せっかくなのでブナの路コースにチャレンジです。周遊コースは体力に自信がなかったので見送りました。スタート地点にはトイレや売店があるのでとても便利です。
スタート直後は道がとてもきれいに整備してありとても歩きやすいです。休憩できるベンチもあり快適です。
森林館や工芸館を過ぎて山道に入ると途端に道が険しくなります。登山道自体は整備してあるので危険はありませんが、ずっと坂道が続くので結構きついです。
ブナの木々の中を登っていきます。この辺りでブナの原生林はとても珍しく貴重なものだそうです。
立派なブナの木です。本当に森が深くて木々の匂いが強いです。森林浴をすると心が癒されます。東京とは思えないですね。じっとしていると鳥の声と葉の擦れる音しかしない静かな世界に浸れます。
三頭山頂上にようやく到着です。登りは坂道の連続で苦しかったのでちょっとした達成感が味わえました。
頂上からは周囲の山々が見渡せます。結構高く登ったものです。
下りは気が楽になるせいか足も軽いです。
途中に沢の中を歩くような場所もあります。変化があって面白いです。
所々に網で囲っているエリアがあります。鹿の食害調査のためのものらしく、網で保護するエリアとそれ以外とを比較しているようです。確かに網の中は植物が多いです。鹿恐るべし!
下っていると三頭大橋が見えてきました。大分下ってきたので川幅も広くなってきました。
いよいよラストです。登山道がウッドチップの路に変わりました。とても歩きやすく、クールダウンすることができました。
まとめ
三頭山登山ですが、登山道がしっかり整備されていたのでとても快適に登山をすることができました。三頭大滝コースなどは特に道が整備されているので小さな子供でも安全に散策をすることができるようになっています。また、自然ですが、とても東京とは思えない深い森を歩くことができるのでリフレッシュすることができました。もう一度登ってみたいと思える良い山だと思います。
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