体外受精を行った場合の治療費について

不妊治療

不妊治療で体外受精を行う場合の治療費が気になる方も多いと思います。体外受精する際に振りかけ法ではなく、顕微授精にした場合追加で費用がかかります。受精卵を凍結する場合には凍結する受精卵の数よって費用が変動します。また、凍結で保存する期間が長くなると追加費用が発しますが、ここでは初期費用のみ記載しています。

採卵費用

採卵費用ですが、体外受精(凍結)する卵子の個数や受精方法によってかかる費用が違ってきます。2個胚凍結(内1個顕微授精)の場合は以下の金額になりました。

通院1回目

  • 6480円(血液検査、内診、クロミッド処方)

通院2回目

  • 5076円(血液検査、尿検査、スプレキュア、ボルタレンサポ処方)

通院3回目(採卵、受精)

  • 151,200円(採卵費用)
  • 64,800円(精子調整)
  • 40,000円(消耗品費)
  • 390円(フロモックス)
  • 32,400円(顕微授精)
  • 21,600円(培養費)
  • 75,600円(胚盤胞培養費)
  • 87,480円(胚凍結、保管費)

※2個胚凍結(内1個顕微授精)の場合

合計金額 485,026円

採卵の内容と流れについては以下の記事を参考にして下さい。

胚移植費用

胚移植では受精卵のアシステッドハッチング(選択可能)によって金額が変動します。

通院1回目

6,480円(血液検査、内診、クロミッド処方)

通院2回目(胚移植)

  • 9,9000円(胚移植費用)
  • 2,2000円(アシステッドハッチング)
  • 2,292円(フロモックス、デュファストン処方)

通院3回目(妊娠判定)

  • 7000円(血液検査)

合計金額 136,772円

胚移植の内容と流れについては以下の記事を参考にして下さい。

まとめ

採卵で2個の胚を凍結し、その内の1個を胚移植した場合の合計金額は62,1798でした。もう1回胚移植をした場合は136,772円費用が追加となります。まとめてみると本当に不妊治療は高額で眩暈がしそうです。本当は保険診療にして貰えると助かりますが、不妊治療助成金という制度もあるので利用できる方は是非活用していただければと思います。

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